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備前国住長船源兵衛尉祐定作 元亀三年二月吉日

 与三左衛門尉祐定の子とも弟子とも言われる、源兵衛尉祐定の傑作です。第33回の重要刀剣に指定されております。戦国時代真っ只中に活躍し、末備前中でも豪壮かつ入念な作刀を誇ります。

備前長船有数の代表工として戦国時代に活躍しています。末備前は丁子刃の他(俗に蟹の刃)、湾れ、互の目、直刃、皆焼、など各種刃紋を見ますが、本刀のような直刃出来は特に地鉄が見事です。

 本刀の出来は殊に地鉄の杢目肌が練れて美しく、刃紋は直調子の湾れに小互の目が交じって小沸がびっしりと良くついています。匂い口はとても細かに柔らかく、且つ見事に明るく冴えており、出来口は与三左衛門を見るかのようです。姿は身幅広く長寸で豪壮であり、且つ利刀造りで鎬が厚く、気品のある末備前らしい代表作です。

刃長 反り 元重 元幅 先重 先幅
71.7cm 2.40cm 0.66cm 3.30cm 0.54cm 2.50cm

室町後期 備前  重要刀剣  白鞘  980万円

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